teke teke my life デジガジェ分室(移転済)

teke teke my lifeの分室。デジタル機器に関する記事です。

FLAC+Cueシート形式で音楽CDの取り込み(リッピング)を3年ぐらいやってみて良かったこととか後悔とか

この記事は別室に移転しました。3秒後に転送します。

サブスクで音楽を聴くのもなんか性に合わないなー、というか山下達郎サブスクにいないし…みたいなところがあり、サブスクを契約するのではなく、手元のCDや図書館から借りてきたCDを延々とリッピングして、自前の音楽貯蔵庫を作る方向で対応して3年ぐらい経ちました。

FLACファイルでCD1枚1ファイル形式(実際はCUEシートファイルもあるのでもうちょっとファイルあるけど)で高音質保管をすることにした点とか、結局サブスクと比較してどうなの、みたいなところを記録しておきます。

サブスクとCDリッピングの比較

良いところはいくつか

良い点として、サブスクのラインナップに寄らず音楽が楽しめるところは1つあります。これは多分、明確に良いところ。サブスクにない曲(一部のアーティストやゲームミュージックなど)はCDのリッピングをしないと仕方がないです。

SOFTLY (初回限定盤)

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  • アーティスト:山下達郎
  • ワーナーミュージック・ジャパン
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また、サブスク契約の費用がかからない点はメリットですね。ぼくはわりと音楽を聴く時期と聴かない時期が交互に来るタイプなので、サブスクだと費用負担に対して、利用しない期間が発生しそうです。

加えて、所有欲が多少満たせる点もありますが、どちらかというと物理CDを持っていてナンボみたいなところはあるので、ここはちょっと違うかもです。

悪いところもいっぱい

最近、CDを出さずにdigitalでしか配信しないアーティストも出ているので、そこはちょっと難点です。特に、YOASOBIとか。さすがに併用してまで聴く気にはならない…。CD出してくれれば買うんですけどね。

あと、Vaundyの「踊り子」とかもデジタル限定ですよね。めちゃめちゃ好きな曲なので、CDアルバムに収録して出してくんねぇかなーとか思っています。

踊り子

踊り子

  • SDR Inc.
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あとは、サブスクだと即時性があるので、タイアップ系の話題曲をすぐに聴くことが出来るのですが、CDだと待たないといけないのでそこも弱いですね。
星野源の喜劇とか、Amazonミュージックで死ぬほど聴いてるので、手元でいつでも流せるようにしたいのですが、次のアルバム待ちです。まあ、シングルCDは出ているのですが、さすがにシングルCDかー…。

不思議/創造 [CDS] (通常盤)

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  • アーティスト:星野 源
  • ビクターエンタテインメント
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さりげに、音楽CDの音源データの重さも若干悩ましいところで、無節操に取り込んでいると、持ち歩き困難なサイズの重さのデータになります。PCに保存しておくのも厳しい。
結果として、大量にある音楽データのうち、お気に入りを選択して持ち歩くことになります。

いや、NASに入れて家と通信することで持ち歩くという手段もあるのですが、NASにスマホから円滑にアクセスする方法が思ったより難しく、少なくともQNAPのアプリは安定稼働しませんでした(Synologyは別なのかもしれませんが)。あと、後述の通りファイル形式の問題が…。

あとは、NASでミラーリングしたり、HDDで定期的にバックアップ取るとかしない限り、データが飛ぶリスクもあるので、その点も課題ですね。

digital音源買うのを併用すればいいのでは

まあ、難点の大部分はdigital音源をそのまま買っちまえば解消するような気がしますが、digital音源を手元でFLACデータとして同様に扱えるのかがイマイチわからんのですよね。

結局、特定サービスのアカウントの中で聴けます、だとあんましですし。まあ、以下のサイトの記載を見ていると、少なくとも特定のサービスであれば所有まで出来そうなのですが、ぼくの中で検討中から先に進めていません。

どこのサービスを使うのが正解なんだ…?

「音楽」を「データ」で「買う」は時代遅れ? ── 連載『音楽とダウンロードの現在』 第1回 イントロダクション - OTOTOY

FLAC+Cueシート形式で取り込むことについて

FLAC+CUEシート形式で1枚単位で取り込むのは管理上は結構イマイチ

始めてしまった以上、続けるほかないのですが、FLAC+CUEシートで取り込みと運用を行うのは大分めんどいです。管理上はイマイチですね。

やっぱり、PCで再生するのであれば良いのですが、iPhoneなどのスマホで1曲ごとに再生するのが困難、という点が大きいです。音楽を携帯するのめんどくせぇー!!!(iPhoneの場合、そもそも別形式にしないとデータも移行も容易には出来ませんが)。

大人しく1曲単位で取り込んじゃった方がいいかも

もうその形式で始めたので、ぼくは1枚単位での取り込みを続けるのですが、結局聴きたい曲はFLAC+CUEを分割してAlac形式に変換してiPhoneへ…みたいなことをしています。
その点、最初からスマホなど携帯端末での利用を前提とした取り込み方式にしたほうがいいですね。

いや、ぼくも最初はどうせ家でtune browserで聴くし…と思っていたのですが、やっぱ車とか、移動時間とかにも…という欲が出て来ますしね…。判断の誤りですわ。

まとめ

というわけで、まあ別にそんなに悪くはないが、良くもねぇな、という話でした。

まあ、サブスクを利用するよりはコストは安く抑えられる(どうせ聴く曲は限られるし)ので、リッピングするのはアリよりのアリなのですが、一方で手間はサブスクよりも絶対的にかかるので、その点をどうとらえるかですね。

どっちかというと、データ保管を自前でするか、cloudで賄うかという世界の話な気もするので、自宅にNAS環境を構築するなど、GoogleドライブにもAppleのicloudにもお世話にならないぞ!!という強い気持ちを持つなら、リッピングしましょ、という感じかもですね。