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というわけで、相変わらず後追いなのは否めないのですが、日記的な備忘です。有名どころばかり。ほかにも色々聴いたのですが、印象に残ってるのはこの辺ですね。
- コーヒーとシロップ/official髭ダンディズム
- 踊り子/Vaundy
- 美しい鰭/Spitz
- Biri-Biri/YOASOBI
- 転がる岩 君に朝が降る/結束バンド(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
コーヒーとシロップ/official髭ダンディズム
発表2016年なのでかなり前の曲ですが、official髭ダンディズムが元銀行員であることを実感するスーパー社畜ソングです。The金融機関営業ー!!!って感じの歌詞が最高です。この曲は金融機関営業経験者以外書けないのでは…解像度高すぎぃ。
「♪嫌なこと全部飲み干して その場をただただやり過ごして」「♪朝が嫌になった テレビも嫌になった」とか、あるあるあるある!!!って感じなんですよねー。共感の嵐。
まあ、別に金融機関営業自体は面白い仕事ですし、歌われているつらさのほとんどはコントロール感が得られてくれば、だんだんなくなってくるもので、充実感と楽しさにも変わっていくのですが(それはそれとして、やはりつらさはあったりはしますが…)。
尚、この歌詞、ラストが「♪とにかく全部飲み干して いつかは全部吐き出して それで笑って歌っていられたらな」で最終的に全然解決してないのも好きですね。
全部飲みながらやって、最終何か前向きにとらえてやっていくしかないですからね(営業を続けるにせよ、別のことをするにせよ)。
で、意外と飲み干したことについては後で笑えるんですよね…。
踊り子/Vaundy
これも全然2023年の曲ではないのですが、Vaundyの「踊り子」はすげぇ好きで何回も聴いてました。落ち着いた曲調でじわじわと盛り上がって、盛り上がりすぎない感じが気持ちいい曲です。どんな場面でも聴ける。
YouTubeで公式動画があるのもありがたく、ちょっと音楽流してぇなーというときに簡単に流すことが出来るのがナイスです。ようやくアルバムに収録されたので、アルバム買わなきゃなー。
Vaundy、「怪獣の花歌」とか「裸の勇者」とか、なんか器用ですよね。同じアーティストなんだーという感じ。エンタメとして求められているものをきちんと作っているというか…。Going Under Groundみたいやなーと思ったりしていました。
美しい鰭/Spitz
劇場版コナンの主題歌だったこともあり、子ども経由でやたら聴かされました。軽いタッチの始まり方とか、歌詞が直球じゃない感じとか、「♪流れるまんま流されたら」のまんまの揺れ方とか、SpitzらしいSpitzで良かったですね。
ぼくはSpitzのイントロドンクイズがあればフェイクファー・8823(ハヤブサ)ぐらいまでなら余裕で解答できちゃうぐらいにはSpitz大好きだったですが、最近(とはいっても最近ではない)のアルバムはちゃんと聴けていなかったので、聴き直すかー?と思っていたりします。
ただ、MVの小芝居は明らかに不要だと思うので、やめてほしかったですね…。家族喧嘩のセリフが入ってるのとか誰得なんや。
Biri-Biri/YOASOBI
ポケットモンスターSVをイメージした曲で、YOASOBIらしいYOASOBIです。気が付くとすべてのコンテンツにYOASOBIがいる。
とにかく以前の周年PVのBUMP OF CHICKENの「アカシア」も良かったですが、Biri-Biriもいいですね。というか、ポケモンSVのストーリーが良すぎたので、思い出してぐっときちゃうだけなのですが。プレイ体験や視聴体験と結びついた曲は強いですね…。
Biri-Biriは主人公とヒソカネモが主体なんですが、ポケモンSVをプレイした後にこの組み合わせを見ると、ネモの主人公に対するクソデカ感情が伝わってきて、いいんすよねー。ネモとのラストバトル、本当に好き。
(なんか、歌詞も相まって、ちょっと恋愛感情なんか?みたいな風に見えなくもないのがちょい気にはなるのですが)
あと、「♪難しい問題パスして」のところでさりげなくジムリーダーとしてのアオキにボコボコにされてるのが解釈一致というか、わかってるー!!って感じで良いんですよねー。
(まあ、どっちかというと、ムクホークを状態異常にして6タテされた人のほうが多そうですが)
転がる岩 君に朝が降る/結束バンド(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
年始にクソハマっていたアニメ版「ぼっち・ざ・ろっく」の最終話劇中歌です。アジカンのカバーですね。
(YouTube上に公式動画が見当たらないので、添付はアジカン公式)
原曲もとても良い曲なのですが、「ぼっち・ざ・ろっく」の最終話の明るい終わり方と後藤ひとりの細い声の「転がる岩 君に朝が降る」はすごく元気が出てきますね。
ぼっちざろっく自体、後藤ひとりがちょっとずつ頑張る構造なので、無力感を感じながらも前に進んでいくこの曲の歌詞とすごく合うんですよね。
前向きになれる曲でとても好きですわ。